おとなの可愛げキモノ帖

着物で行きたい!結婚式 イマドキの装いとおしゃれのコツ

2016.04.14
writer:半澤リカ

「結婚式にお呼ばれしているけれども、どんな着物で行けば良いかわからない。」そんな経験はありませんか。今回のコラムでは、結婚式でのイマドキの着物の装い方とおしゃれのコツをご紹介します。

披露宴から?二次会から?参加のタイミングで変わる着物選び

訪問着、色無地、小紋
左:訪問着、中:色無地、右:小紋

結婚式で着る着物は、参加するタイミングで装いが変わります。披露宴から出席するなら、訪問着や背中に紋の付いている色無地で出席しましょう。二十代ミスなら振袖も素敵です。二次会から出席するなら、背中に紋の付いていない色無地や光沢感のある小紋が良いでしょう。

帯はどちらの場合も袋帯をおすすめします。装いの格があがるのはもちろんのこと、長さがあって様々な飾り結びに対応できるので、おしゃれの幅が広がります。

一番大切なのはその場の雰囲気に合って、ほどよく華やかなこと。迷った時は、普段から着物でおでかけをしている身近な友人に相談してみるのも良いですね。

イマドキの装いへの近道は小物選びで

結婚式では、帯締め、帯揚げ、伊達襟といった小物も、普段より豪華なものが求められます。帯締めはゴールドやシルバーの入っているもの、帯揚げはツヤ感のある生地を選ぶと良いでしょう。季節の色を取り入れるのも良いですね。

帯締め、帯揚げ、伊達襟
1:伊達襟(重ね襟)、2:帯揚げ、3:帯締め

半襟の地色は白を選んでください。より華やかに演出したいときは、刺繍の半襟をつけます。

襟
左:ビーズ半襟、中:白地に色刺繍半襟、右:白地に白刺繍半襟

小物の色選びに迷ったら、着物や帯の柄に入っている色で、色面積が少なく、顔映えのする明るい色を選びましょう。全体のバランスをとるためには、帯締めに一番濃い色を持っていくと良いでしょう。

帯締め、帯揚げ、伊達襟といった小物を変えるだけで着物の印象がガラっと変わります。「お母さんからおゆずりの着物一式、どうも昭和感が否めない。」そんな時は小物を思い切って新調するだけで、装いが自分らしくなります。こちらの写真、だいぶ違う印象に見えませんか。着物と帯は同じで、帯締め、帯揚げ、伊達襟といった小物だけ変えています。

着物の小物を変える
左:おゆずりの着物、右:帯締め、帯揚げ、伊達襟を新調

イマドキ感のあるバックと草履

バックと草履

披露宴で履く草履は、帯との釣り合いがとれるように、訪問着なら金色や銀色のものを選びましょう。二次会なら、清潔感のある白やパステル系のエナメル草履もおすすめです。

バックと草履はセットで販売されていることも多いですが、必ずしもセットで使用しなくても良いでしょう。むしろ洋装のものを取り入れた方がイマドキ感がアップします。ビーズやビジューのクラッチバック、箔加工のプチバックなどを合わせてもおしゃれです。

「荷物が入りきらない」という方は、エナメルや革製のシンプルなバックにプチバックを忍ばせてお出かけください。式やパーティー会場ではプチバックだけを持って、あとはクロークに預けてしまいましょう。

あると便利な防寒対策・雨対策

結婚式が夕方や夜までの場合、ショールがあると防寒対策になるため便利です。洋装のショールでも意外と和装に合います。幅広で肩くらいまで覆うサイズのものがあれば、寒さをしっかり防ぐことができます。

雨の場合は雨用の草履を履かなくても、取り外し可能な雨用カバーというものがあります。レインコートも携帯用のものがあります。ガーデンウエディングなどで雨予報が出ている時には持っていると安心ですね。

雨用カバーと携帯用レインコート
左:取り外し可能な草履雨用カバー、右:上下セパレートタイプの携帯用レインコート

インスタグラムアカウントではそれぞれのコーディネートの詳しい説明などを掲載しています。フォローも大歓迎ですので、今までにない着物スタイルを発見していただければ嬉しいです。皆さまのお出かけが素敵な時間になりますように。

Instagram:rikahanzawa_kimono

writer:半澤 リカ

着物スタイリスト、たんす屋青山店ショップオーナー、伝統色彩士協会認定講師。青山学院大学在学中に着物のファッショナブルさに目覚める。その後、セレクトショップ勤務を経て、大手リサイクル着物会社に就職。あらゆる着物の仕入れ、販売、着付け、スタイリング、メンテナンスのアドバイスに10年携わる。日常のおしゃれの中に自分らしいきものを!がテーマ。趣味は、美味しいものを食べること。温泉。 

Instagram:rikahanzawa_kimono

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