| 植物名 | ソメイヨシノ(染井吉野) |
|---|---|
| 学名 | Prunus x yedoensis |
| 科名 | バラ科 |
| 形態 | 落葉高木 |
| 主な産地 | 日本 |
| 主な含有成分 | フラボノイド(イソクエルシトリン)、タンニン類、クマリン配糖体、プルナシン |
日本の春を象徴するソメイヨシノの葉から抽出されるエキスです。古くから日本人になじみ深いサクラですが、近年の研究により、肌のコンディションを整えることが明らかになりました。
最大の特徴は、肌荒れ防止と引き締め効果です。「イソクエルシトリン」などのフラボノイドが、紫外線や乾燥といった外的ダメージによる肌の赤みを鎮め、キメの整った健やかな状態へと導きます。さらに、ポリフェノールの一種である「タンニン」が、肌をキュッと引き締める収れん作用も期待できます。
また、糖化(コラーゲンの変性)を抑制する働きや、メラニンの生成を抑える作用もあるため、エイジングケアや透明感のある肌に導く化粧品に配合されています。
サクラは奈良時代にはすでに和歌や文献に登場し、平安時代以降は「花」といえばサクラを指すほど、日本の美意識や季節感の象徴として位置づけられてきました。
現在主流のソメイヨシノは江戸時代末期に生まれた品種ですが、サクラの葉そのものは古くから活用されています。代表的なものは桜餅ですが、これは単なる香り付けだけでなく、葉に含まれる芳香成分「クマリン」や「プルナシン」が持つ抗菌・防腐作用を利用した、保存の知恵でもありました。
スキンケア製品では、敏感肌向けの化粧水や美容液、洗顔料などに配合され、荒れがちな肌を落ち着かせながら、毛穴の気にならないなめらかな肌へと導く目的で活用されます。
バスアイテムやボディケアでは、肌のキメを整えたり、サクラの香りがリラックス効果をもたらし、贅沢なバスタイムを演出します。
ヘアケアにおいては、頭皮の炎症を抑えて健やかに保ち、毛髪に潤いとツヤを与えることで、まとまりのあるしなやかな髪へと仕上げます。