せっけんは分量が大切です。お菓子作りと同じように、正確に重さを測らないと上手に作ることができません。
あらかじめ測っておいた水の入った鍋に、苛性ソーダをゆっくりと入れて溶かします。
熱が上がりすぎないよう、苛性ソーダ水の入った鍋を冷却します。
せっけんのベースとなるボタニカルオイルをすべてブレンドし、苛性ソーダ水と同じ温度になるように調整します。
ボタニカルオイルと苛性ソーダ水の温度がそろったら、ゆっくりと混ぜ合わせていきます。
とろっとしたクリームのような状態になるまで、ブレンダーを使って30分程度、根気よく混ぜ合わせます。
香りや色合いの決め手となる、アロマオイルや植物エキス、ハーブなどを加えていきます。
さらによく混ぜ合わせれば、せっけんの元となる素地のできあがりです。この時点では人肌程度に温かい状態です。
せっけんの生地を細かい目のざるで濾して、よりなめらかで均一な素地に仕上げます。
ひとつひとつ丁寧にせっけん素地を型に流し入れていきます。
このまま24時間程度置き、とろっとした生地が、せっけんのように固まるのを待ちます。
固まったことを確認して、型から抜きます。まだ押すと跡が残るような、柔らかさです。
専用のピアノ線を使って、規定の大きさにカットしていきます。これも手作業で丁寧に行われます。
カットされたせっけんは、ひとつひとつ空間ができるように、網目の乾燥用ケースに並べ替えます。
適温が保たれた乾燥室に入れて、2か月以上かけてじっくりと熟成させます。
しっかり熟成されていることを確かめたら、検品・包装を経て出荷されます。
ひとつずつ愛情をこめて作ったせっけん。
気に入っていただければ嬉しいです。