その昔、実験中に指を火傷したフランスの科学者ガットフォセが、とっさにラベンダーの精油をかけたところ、炎症がみるみる間に良くなったことから、精油の薬理効果の研究の歴史が始まりました。

万能のオイルとして知られるラベンダーは、ハンドクリームや化粧品などに多く用いられています。また、身体をリラックスさせて眠りを誘うハーブとして有名で、ベッド周りのポプリとして使われています。

肌の乾燥を防ぐ「キルギスの白いはちみつ」

エスパルセットという花の蜜から採取される「エスパルセットホワイトハニー」、通称「キルギスの白いはちみつ」。

寒く乾燥しているキルギスで作られるはちみつは保湿力が非常に高く、現地の人々はこれをパックのように薄く塗って、乾燥する肌や傷口を保護しています。

日本でもエスパルセットホワイトハニーが出回るようになってきましたが、アロマティシアで使用しているものは、高い標高で育つみつばちと、熟練した養蜂家の技術がなければできない、無農薬のものを使用しています。

はちみつは加熱をしていないので、栄養価が失われることもありません。

はちみつの社会貢献

このはちみつの生産で得た収益は、キルギスの生産者の収入向上にあてられています。

また、日本ではちみつを製品化する工程で障がい者施設を経由し、自立支援を行なっています。