愛用品カタログ
冷え症にぴったり!エコで持ち運びも便利な湯たんぽ
writer:AYAMI
冬になると手足が氷のように冷たくなる私。特にデスクワークの時は強烈だ。そんな時の強い味方はこちら、ステンレスの湯たんぽ。10年ほど前に近所の金物屋さんで買った、何の変哲もない湯たんぽだが、プラスチック製の湯たんぽが多く出回る昨今、その無骨な佇まいがなんだか妙におしゃれに思えてしまう。
湯たんぽにティファールの電気ポット1杯分のお湯を注ぐと、外はやけどをするほど熱々になる。ふたの取っ手を指に引っかけてようやく持つことができるのは、ステンレスならでは。かなり熱いけれども、これを毛布にくるんで足元に置けば、仕事中はずっと温かいまま。暖房もいらないどころか、やや汗ばんでくる始末。
寝る時は、もう少し柔らかい温かさが欲しいので、お風呂の残り湯で代用する。こちらは湯たんぽが満タンになるまでお湯を入れ、毛布に包まずそのままお布団に入れておく。こうすることで朝まで温かさが持続して、とても良く眠れるのだ。
湯たんぽはリビングではこたつの中に入れておくこともできるし、キャンプでも使える。何より威力を発揮したのは地震で計画停電が実施された時。これを持って部屋を行ったり来たりしていた覚えがある。
昔の人にとっては温める方法が限られていたので、湯たんぽを活用することは当然のことだっただろう。しかし、エアコンと違って電気代もかからないことや空気が乾燥しないこと、電気毛布と違ってほんわか芯から温まること、持ち運びの便利さや、身体中どこにでも当てられる汎用性を考えると、湯たんぽの偉大さに改めて気づかされるのだ。特にエアコン等よりも、とっても安価に購入できることは最高の感動ポイント。選ぶ時は、保温性の低いプラスチックではなく、やはりステンレスや銅などのしっかりしたものがおすすめだ。きっとおばあちゃんになるまで使い続けられるはずだ。
マルカ
マルカの湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付
2,500円 (税込)
writer:AYAMI
アロマティシアのオーナー。「香りと暮らし研究家」として活動。2011年より「アロマティシア」を立ち上げ、香りや自然を取り入れた暮らし方について伝える講座や活動をしている。趣味はキャンプで、週末は森の中で過ごすことが多い。